本記事は Valuepress 社経由で配信したプレスリリースとほぼ同一の内容です。

サービスの詳細につきましては、本年4月中に当サイトにてお知らせいたします。

クラウド向け分散ストレージの構築支援サービスを拡充

オープンソース・ソフトウェア (以下、OSS) 関連の、開発ならびに法人向けのシステム構築保守支援を提供している、合同会社もなみ屋 (本社・東京都新宿区、代表・邑中雅樹。以下、「もなみ屋」)は、クラウドネイティブの分散ストレージ用フレームワーク Rook/Ceph を用いたシステム運用を計画する法人に向けた、構築支援サービスを 2023 年 5 月から拡充いたします。

【背景】

2022 年 9 月より、もなみ屋は、従前から都度見積・契約で提供していた法人向け OSS サポートサービスを「FLOSS プロフェッショナルサポート」としてメニュー化いたしました。その際サポート対象 OSS 製品に、今回プレスリリース対象の一部となる、Ceph クラスタをオーケストレーションするツールである Rook を既に含めておりました。

その後、複数のお客様から「Rook だけでなく、その低層を担う Ceph クラスタに関する情報提供や構築支援を」とのご要望を頂く機会が増えました。弊社として検討を重ねた結果、今回の決定および発表となった次第です。

【製品・サービスの概要】

Rook/Ceph は、ストレージノード 2〜3 の小規模なものから、数千ノードに届くような大規模なクラスタまでを守備範囲とする柔軟性のあるフレームワークです。

大規模な Rook/Ceph クラスタへの技術支援サービスにつきましては、外資・内資を問わず既に提供している先行企業が、複数存在しています。

もなみ屋といたしましては、先行する大企業では規模的に着任しづらい 6 〜 32 ストレージノードといった規模を計画なさっているお客様を、当面の想定顧客といたします。

【今後の展望】

DX やジェネレーティブ AI 対応など新たな需要の発生により、高可用性でコストパフォーマンスの良い分散ストレージへの期待は、今後、中小規模のシステムでも高まるものと予測されます。

もなみ屋は、引き続き、OSS への関与を通じ、よりよい情報社会への貢献を目指していきます。